題名の通り、100の項目が上げられているが、「悪行」はその中の半分程度で、後は中国に関する話題といった感じのものだ。ただ、「1000の悪行」とすると、それはまさに中国のやり方そのものだがそこまでは行っていないので余程良心的である。
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<br />余談はさておき、取り上げられている項目を見るだけでも、「歴史改ざん」「反日教育」「貧富の拡大」「役人の汚職」「偽物偽札大国」「急増する中国人犯罪」「危機的な環境汚染」「汚染食品」「情報統制」「でたらめな統計」「エイズ患者の急増」「鳥インフルエンザ」「チベットでの民族浄化」「臓器売買ビジネス」など、大国でありながら極めて低い文化度、倫理観の中国の実態がいやというほど見せつけられ、呆れ返るとともに、それが世界へ及ぼす影響を考えると戦慄を覚える。
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<br />昨年問題になった越前クラゲ大発生も中国での水質汚染が原因と言われているが、鳥インフルエンザなどともに、隣国日本は「他の国の問題」とは言っていられないほど、大きな影響を受けつつあるのである。
<br />日本政府は早急に総合的な「中国対策」を打たないと取り返しのつかないことになりかねない。
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<br />2ページで1項目とコンパクトにまとめられてあって読み易く、中国を多角的に理解するにはよくできた本である。
<br />ただ、誤字はやたら多い。
本書には一般のニュースや新聞ではあまり報道がされない、
<br />中国の驚く反日施策の最前線が数多く紹介されています。
<br /> ・反日教育の徹底、反日デモの準備操作
<br /> ・地方農民への弾圧と搾取、チベットへの侵略と虐待
<br /> ・法輪功などへの宗教弾圧、囚人に対する日常的な虐待
<br /> ・日本からの進出企業への不当な課税や規制の強化
<br /> ・女性仕掛けで日本の政治家の弱みを握り、隷属下
<br /> ・大気汚染ならびに、農作物の農薬や重金属汚染
<br /> ・共産党による汚職と賄賂の実態、
<br /> ・コピー製品の横行、インターネットへの検閲
<br />周知の事実として中国は現在進行形で年々軍事大国化して
<br />います。日本国民の生命安全財産にとって正に脅威です。