読む前に思ったのは辞書を引くことが子供の教育に良いのは分かっているのだが、辞書を買い与えた後如何に子供が自主的に辞書を引くかだ、ということ。その疑問の解がちゃんと書かれているか確認しながら読み進みました。
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<br />結論としては、実際に役に立ちそうなことが多数書いてありました。例えば、
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<br />・・・子供専用の子ども辞典を与える
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<br />・・・引いた言葉に付箋紙を貼っていく
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<br />・・・「付箋紙の数」「達成日」を書き込むシートをつくる
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<br />・・・調べた語を付箋紙に書き込む
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<br />・・・常に辞書は机の上の目の入る場所に置く
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<br />・・・「お品書き」を作る
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<br />・・・「身近なもの」について一緒に調べる
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<br />などなど。
<br />因みに、推薦国語辞典としては、『くもんの学習国語辞典』『チャレンジ小学国語辞典』『小学国語辞典』(光村教育図書)などを挙げていました。
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この本の中に出てくるお子さん達の辞書の写真は圧巻☆我が家でも実践してみたいです。“好奇心”が全ての“学習意欲”の始まりなんだと思いました。辞書引きは全ての学習の基礎になるんだなぁ〜と思いました。
この本を読んで早速、紹介されている辞書を買って、親子で引いています。引いた付せんの数を競って調べていますが、息子の方が断然辞書を引くのが早くなってしまいました。わずか1週間で!これにはビックリしました。目からウロコが落ちる家庭学習法です。
<br />深谷先生の本は「考える力を育てる子ども地図帳」も含めて3冊目ですが、付せんをつけながらボロボロになるくらい読んでいます。家庭学習のヒント本は、世の中にたくさんありますが、これが今までで、一番子どもが変わるきっかけを与えてくれたような気がします。本にたくさん載っている子どもの写真を見れば、「一度やってみようかな」と思うのではないでしょうか。私もその一人でした。