2つの中学校での講演を起こしたものだが、内容的に被っておらず、異なったことが述べられている。もっとも、内容的には氏のこれまでの著作と同じだが、中学生にも分かる具体例が述べられているのが素晴らしい。とても分かりやすい。また、中学生に語っているため、氏のこれまでの著作とは若干異なる例が取り上げられている。掃除の大切さと、本当の幸せについてが、話の中心。
子ども向けの講演の内容を起こしたものと思われます。平易な表現でありながら、話の内容は鍵山さんの信念そのものです。うちの小三の息子が私が読んでいるのが気になったのか、この本を眺めていました。
<br /> 「お父さん、3つの幸せの中で一番偉いのは、してあげる幸せなんだって。だから、肩もんであげるね。」
<br /> うちの息子が話の中身をきちんと理解しているわけではないと思いますが、「してもらう幸せ」しか知らない人が多くなっている昨今、「できる幸せ」を体験させ、「してあげる幸せ」の尊さに気づかせるのは親として、教師としての使命だと感じています。
<br /> 是非ご一読を!
この本が発売されてすぐ、書店に走ったのですが、
<br />その際は「10代のあなたに」のような帯があったので、
<br />レジまで持っていくことができませんでした。
<br />だって、とうに10代ではないんですもの・・・。
<br />
<br />ところが、やっぱり未練があって購入。
<br />やっぱり買ってよかった!
<br />鍵山さんが中学生向けに優しく、そして易しく話して
<br />いらっしゃいますが、決して「幼稚」な感じではありません。
<br />だから、大人が読んでも全く問題がないし、
<br />鍵山さんの本を読むたびに感じることですが、
<br />大変、心が洗われる思いがします。
<br />
<br />願わくば、この本が道徳の教科書になってほしい。
<br />値段は安いですし、すぐ読めます。
<br />
<br />でも、この本は読んだだけでは何の意味もない。
<br />行動に移さねば!
<br />
<br />是非、手にとって読んでみてください。
<br />比較的安価ですし、春ですし、この本をプレゼントするのも
<br />素敵だと思います。