私はイギリスに留学して、日常会話には苦労しない状態になって帰国することができました。
<br />留学中にとてもお世話になったのがこの辞典です。
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<br />「留学したら、別に努力しなくても自然にしゃべれるようになるんじゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
<br />最初の頃は、簡単なことなのにどう言えば良いのかとっさに思い浮かばず、くやしい思いをすることがしょっちゅうあります。
<br />そういう日は、自分の部屋に帰ってからこの辞典を調べるのです。
<br />で、それらしい表現が見つかったら、それをノートにメモしておくのです。その際、自分の出会ったシチュエーションに合わせて、人名などを換えておくと、記憶に残りやすいです。
<br />そうやって、自分の表現をどんどん増やしていく。
<br />ときどきは、そのノートをパラパラめくって、口に出してつぶやいてみたりする。
<br />結局はそういう地道な努力の積み重ねで、会話力が身に付くのだと思います。
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<br />この辞典は、知りたい表現が見つかるヒット率が高いです。
<br />手紙を書くときにも重宝しました。
<br />すごくコンパクトなので、持ち運びにも便利です。
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<br />私は留学前に、2000/11/11付けの「留学生必携!」というレビューを読んで、この辞典を買いました。このレビューを書かれた方と、この辞典の著者にお礼を込めて。
中学英語レベルの基本構文が口をついてスラスラ出てくるようになったら、次のステップは出来るだけ多くの定型表現を覚えることです。そのための教材としてオススメなのが本書です。<p>本書の最大の特徴は、別売の音声教材の構成です。日本語→ナチュラル・スピードの英語→ゆっくりした英語、という3段階で、使ってみればわかるのですが、これは中級者がシャドーイングをする際に最適の構成です。日本語部分で意味を、ゆっくり英語部分で英語の文を、ナチュラル・スピード部分で英語の音を、それぞれ確認できるからです。本書の発刊後、似たようなコンセプトの書籍(CD付の表現辞典)が何冊も出ましたが、この音声教材の構成という点で、本書がベストだと思います。<p>全部でCD6枚、収録6時間の大作ですが、全体を3回程度、合計18時間くらいシャドーイングすれば、だいたいの内容は覚えることができるでしょう。<p>なお、本書は「辞典」というタイトルですが、当然のことながら、全ての表現を網羅している訳ではありません。本当に網羅的な英会話辞典など作れないし、仮に作っても教材としての意味はないでしょう。ですから、「○○という表現が載っていない」という理由で本書を批判するのは的外れです。重要なものからどんどん覚えていくのが正しい学習態度だと思います。<p>本書の唯一の欠点は、値段です。この点はちょっと看過できないので、値下げへの期待を込めて星4つ。
ワーホリで海外に行く前に家庭教師の兄に薦められて購入。友達との会話にはあんまり役に立たなくて困っていたが外人と一緒に住んでみた時初めてこれの力が発揮できた。それ以来手放せない1冊。日常会話から電話での会話、手紙など幅広くのっているので買っても損はないでしょう。どちらかというと友達との会話より日常的なことが主なので海外へ行く友達には必ず薦めて喜ばれています。