構成はチャート式とよく似ていますが、中身は全く違います。 <br />チャート式が高校数学にでてくる問題の解法をすべて押さえてあります <br />しかしたまに解説にわかりにくいところがあり、別解も親切とはとてもいえない。 <br />それに対して１対１はそれぞれの単元での中でも重要な問題を厳選し、深い解説。 <br />別解が親切なのも特徴のひとつです。 <br /> <br />一言で述べると「量のチャート」と「質の１対１」といったところです <br /> <br />その点から言うと、この本の対象となる人は <br />・ポイントとなるところだけガッチリ押さえたい人 <br />・ひとつの問題をジックリといろんな角度から考えてみたい人 <br />・とてもチャート式をやりきる気力のない人（飽きっぽい人） <br />に向いています。 <br /> <br />この本は良問ばかりだし、解説も親切なんでやる気が出ます（面倒見のいい参考書ってなんかやる気出てきませんか？） <br />数学にやる気が感じられない人にもオススメです。 <br /> <br />使い方としては <br />・数学に対してネガティブな感情を持っている方はまずこれを一冊仕上げてネガティブイメージを払拭した後、それからチャートのようなパターン網羅本へ <br />・得意な人はまず網羅本を仕上げておいて１対１をジックリやっていろんなプロセスを習得する <br /> <br />といった感じがいいと思います。 <br />