突然・・・国語の成績がUPします。
<br />実際私は某通信教育で全国1位になりました。
<br />英語もついでに。
<br />つまり100点です。
<br />ね、それまでは80点どまりだったんですけど。
<br />これまでに成績が振るわなかった方はもっと伸びるんじゃないでしょうか。
<br />ただ、漢字は難しくなるので、学習を忘れずに。
<br />今なら漢字検定を受けてみるのもいいでしょうね。
学業の傍ら塾講師をしてもう4年になります。この問題集は打ち直し、問題を改変して使わせてもらっています。
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<br />著者の方は国語の予備校講師としては日本一有名な方でしょう。この間深夜のディベート番組にも出演されていました
<br />(なぜか説得力と論理性がいまいちだったのですが)。
<br />この問題集は、標準編とはいえ、顕著に難関校を向けのレベル設定です。
<br />実際に前書きでも、国立や私立の難関校のやや標準的な問題、と書いてあります。
<br />したがって、基本編を終えた人のステップアップ、または難関校を目指す人のための問題集と
<br />いえるでしょう。また、『難関編』のほうと比べてみても、実際出題校などは記されておりませんのでわかりませんが、
<br />この2冊は難易度に違いがないと見てもよろしいでしょう。
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<br />小説5、評論8、随筆2で、湯川秀樹、幸田文、養老孟司、三浦哲郎、川端康成、井上靖、池澤夏樹、
<br />宮本輝などの輝かしい文豪の文章が並んでおり、文章自体から啓蒙を受けられる、という点で非常に優れています。
<br />また、河合隼夫、干刈あがた、日高敏隆なども頻出です。記述中心から記号・抜き出し中心まで問題の幅も広くなっています。
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<br />弱点は解説の少なさです。別冊で解答解説がついていますが、大きめの文字でほぼ見開き2ページ分程度しか
<br />解説がなく、そこの根拠だけでは記号が2つ残るのでは?とか、一段階分説明が省略されている気がします。
<br />一般的な問題集のほうが実は解説量が多い気がします。
<br />そのため、これでわかった!というような気にならず、さらに深く考えたり先生に質問したりすることをお勧めします。
<br />また、目標時間が緩めにセットされています。
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<br />説明や根拠が不十分なところはありますが、オーソドックスで癖のない解法は国語の成績を上げる上で役立つでしょうし、
<br />なにより文章が名文ばかりですので、崇め奉るほどではないにしろ、お勧めできる問題集です。
僕は中学3年生です。僕はこの本を読むまで国語の問題に解法はないものだと思い込んでいました。しかし、この本を読むと国語のすべての問題に共通の解法があるということがわかりました。そのことを頭において問題を解くと、目に見えて点数が取れるようになります。とにかく、出口先生はすごい人です。<p>でも、まず最初は理論編を読んでよくプロセスを理解してこの問題集に取り組んだほうがいいと思います。この本はみなさんの一生の財産になることでしょう。