私もですけど、難関私立受験です。
<br />これは突然・・・国語の成績がUPします。
<br />実際私は某通信教育で全国1位になりました。
<br />英語もついでに。
<br />つまり100点です。
<br />ね、それまでは80点どまりだったんですけど。
<br />これまでに成績が振るわなかった方はもっと伸びるんじゃないでしょうか。
<br />ただ、漢字は難しくなるので、学習を忘れずに。
<br />今なら漢字検定を受けてみるのもいいでしょうね。
学業の傍ら国語の塾講師をやって4年になります。非常に選りすぐられた問題を載せてあるので、
<br />打ち直して使わせてもらったりしています。
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<br />基本的に「物語文・随筆文」と「説明文・論説文」が交互にある構成になっています。問題のレベルとしては最難関高校の
<br />少しだけ下、という気がするので、偏差値50以上ある人は手を出してよいのではないかと思います。
<br />15問の問題文はどれもよく選ばれており、名文ばかりです。阿部昭や浅田次郎の小説などは本当に素晴らしいし、
<br />大江健三郎の随筆文も圧巻です。こうした名文を読解問題として解くことは非常に意義があることでしょうし、
<br />国語力を高める上でも取り組みやすく、最適です。記号選択問題から記述まで幅広く収められています。
<br />もう少し問題数を入れて、抽象度の高い問題を増やしてもよいかな、とも思いますが、文章の質にもバラエティがあります。
<br />文章自体が難しいものから、問題が難しいものまで幅広いです。
<br />また、問題を読んだり、解いたりするときの方法についてもきっちりと説明をしていて、かなりオーソドックスな
<br />解法であるため、じっくりと吸収すれば非常に効果が上がっていくと思います。
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<br />一方で弱点と思われるのは、説明の不十分さです。解説なのにただ〜なのです、と答えを言っているだけだったり、
<br />思考過程が十分に解説されていません。記号選択問題でも、この箇所が×、というようなことは書いてありますが、
<br />なぜ×なのか、ということはあまり書いてありません。
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<br />そのため、この問題集は非常にお勧めですし、やりやすさの点から言ってもこれ以上の問題集はなかなか
<br />見当たらないので、この問題集を購入した上で、できるだけ細かな間違いには敏感になり、自分で納得がいくまで
<br />考える時間をとり、どうしてもわからない場合は学校の先生などに質問するとよいでしょう。
これは高校受験の国語長文読解をマスターする一番の近道と言っても良い問題集です。ただこの(3)はさすがに難関編だけあって難しいです。ですから(0)の理論編をやってから順に(1)、(2)とやって最後にこの(3)をやるのがベストです。国語の問題はただ解くだけでは力になりません。どうしても時間がない人でも少なくとも理論編だけは理解して基本的な解き方を学んでからやった方が力になります。