約3年ぶりに本書を読み直しましたが、やはりいいですね。
<br />読み進むうちに、読んでるその行為自体がとても楽しく感じられます。
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<br />著者の一人、本田健さんは、「本は一番安くて、一番人生を変えてくれるすばらしいツール」と述べておられます。
<br />本当にそのとおりだと思います。
<br />たかだか1000円〜2000円ぐらいの間で、その人の人生を変えてしまうぐらいのものに出会えるチャンスがあるわけですからね。
<br />本に投資するのは一番安い自己投資ですよね。
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<br />望月俊孝さんは、「日頃触れている本で、将来のあなたが決まる」ともおっしゃってます。
<br />まさに、”読書”こそが、その人を形作ると言っても過言ではないと思います。
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<br />この本と、中谷彰宏さんの『超高速右脳読書法』と合わせて読むとよりいっそう”読書”が面白く感じられると思います。
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<br />『本調子』に出会えて、ますます読まずにはいられない気持ちになりました♪
今の子がちょっとした人間関係のトラブルに出会うだけで、不登校になったり、ひきこもりになったり、自らの命を絶ったりしてしまう一つの理由に、「命は大切なもの」という教育が行き届きすぎたっていうのもあるんじゃないかってぼくは思っています。
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<br />人の命は大切なものだから最大限尊重されなければならない。
<br />しかるに自分の命は尊重されなかった。
<br />ということは自分の命には価値がないのではないか。
<br />そういう論法が、意識的にではなく感情的に、子どもの頭の中を支配してしまう。
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<br />確かに命は大切なものです。
<br />でもそれは、いつでもどこでもどんなときでも、甘くちやほやされるものじゃないんです。
<br />命を磨き輝かせるためには、一見命を粗末にするようなことも経験しなくちゃいけない。
<br />困難に出会い、それを乗り越えることによって、命はより強く美しくなれるもんだって思います。
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<br />この本にこんなことが書いてありました。
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<br />「命」という漢字をバラバラにしてみると、「人」は「一」度は「叩」かれる、となります。
<br />人生には良いこともあれば悪いこともある。
<br />でも叩かれるのが命ならば、多少の困ったことは当たり前のことなんですね。
<br />それを乗り越えていくのが人間であり、我々の祖先が通ってきた道なんでしょう。(32p)
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<br />ナルホド、目からウロコですね。
<br />命というものは、叩かれるのが本来の姿なんです。
<br />叩かれて鍛えられた命が、本物の命なんです。
<br />そういうことも、子どもに教えていきたいナーって思っています。
私を読書の世界へといざなってくれた一冊。
<br />だって人生の成功者の方々にこれほど熱く語られたら
<br />読まずにはいられないっしょ!!
<br />読書から縁遠かった私にとって、
<br />この本は衝撃的だった。
<br />よりよい人生を送るために必要なのは
<br />読書と前向きな気持ち。
<br />この本と出合ってから2年半、
<br />今ならそれが分かる。