本書と同時に、何冊か速読の本を買いましたが、どれも理論や理念、意義などばかりで8割は占められています。ようは、お小遣い稼ぎの本ばかりです。しかし、いちばん軽い感じだった本書が一番内容が詰まっていました。まだ初めて三日目ですが、新書なら電車に乗っている一時間で読めるようになりました。 プチを侮ること無かれ
本を読むのが好きな人なら一度は「速読〜」と書かれている本や教材・CDを
<br />手にした事があると思います。(私もその一人です。)
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<br />速読に限らず、通信教育の数万円〜数十万円する教材を購入しても、なかなか
<br />続けられなくて後悔する事の多い中・この「プチ速読」の本は「えっ?こんなに
<br />簡単でいいの!?」というぐらい気軽に取り組める内容で、しかも本に付属のCDを
<br />聞きながら・メトロノームの音に合わせてページめくりの練習や目のトレーニングを
<br />ちょっとするだけで、実際に2.4倍の速さで本を読めるようになりました!!!
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<br />著者は七田式の講師をされているだけあって、イメージトレーニングや速聴といった
<br />方法を効率よく取り入れてあり、速読だけではなくて他の能力開発にも役立ちそうな
<br />テクニックがさり気なく紹介されてあるのには驚きです。
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<br />速読=難しいものという思い込みから抜け出すための第一歩として役に立ちそうな
<br />一冊だと思います。
小説が好き。でも読むのが遅い。もっと早ければ沢山読めるのに。速読を身に着ければいいのだけれど、これはこれで面倒くさいし、そんな簡単に身につくわけがない。それに斜め読みみたいにして小説を読んでしまうのも何だかもったいない。そんな言い訳のようなジレンマを抱えてていたところに、ちょうどいい本を発見。そうそう、プチでいいんだよな、プチで。そんな気楽な気持ちで開けたので、ビジネス書や自己啓発的な本が得意でない僕でも、構えることなく楽しめました。同じようなジレンマを抱えてる方、是非お勧めです。