インストラクターとセラピストの共通問題、インストラクターの問題、セラピストの問題と分かれているところはやりやすいと思います。
<br />ですが難点は解説の方で、間違っていたり、文章的にどれが主語なのか分かりにくい文章があったりしますので、あまり信じ込みすぎると危険です。
<br />また、余りにこれに頼りすぎると「木を見て森を見ない」勉強に陥る危険性があると感じました。
<br />年々試験が難しくなっていく中、こういう細かい部分を切り取ったような問題の勉強や暗記も勿論必要だとは思いますが、仕組み全体を深く理解する努力を同時にしないと、全問解けるようになって分かったような気になっているのに、実はシステムは理解出来ていない、というおかしなことも起こりうると感じます。
<br />巻末の付録は、各分野分かりやすく纏めてあり便利ですが、これをまず覚えるのではなく、参考図書で全体をよく勉強し、覚えた後に、この簡潔な文章で自分が覚えた内容の要点を確認し、理解を深める、という形を取る方が良いように感じます。
受験歴の有る医師です
<br />範囲は広くカバーされています。
<br />問題に対する回答および解説が医学的に違う部分が結構あります。
<br />別の教科書との併用が必要でした。
試験に必要な問題だけを計450問掲載されていて、合否に関係ない無駄な勉強を一切排除された内容です。通常範囲が大変広いので、この厳選問題は参考になりました。どこが苦手なのか分析シートでわかります。もう少し内容が深いと、より良いと思いました。