教師と生徒という会話形式(といってももちろん台本はあるわけですが)で書かれており、サクサク読むことができました。この本で最後に行き着くMAX塗りは、決して製作においてMUSTではないでしょう。でも、初めてガンプラを作る方は一度この本の通りに作ってみるといいと思いますよ。自己流よりもずっと上達が早いと思います。
本格的に模型を作ろうとしていた矢先、最初のハウトゥ本として手にとったのがこの本で、非常に参考になりました。
<br />素組み派の方からエアブラシでの塗装を考えている方まで、この本を読めば一通りの技術は身につくと思います。
<br />また他のハウトゥ本と一線を画す部分として、大御所・MAX渡辺氏による「MAX塗り」の詳細な塗装法が掲載されていますので、新たな塗装法を模索されている方にもオススメです。
ガンプラの作成だけに特化したプラモデルの入門書です。
<br />1つの模型についての作業工程が順を追ってしっかりと説明されている
<br />ので、テクニックを説明する為に色々なキットの作成途中の写真を
<br />掲載する入門書よりも一貫性があってとてもわかりやすいです。
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<br />この本は前半部は続に云うパチ組の人向けですが、後半部ではエアブラシ
<br />/コンプレッサ/ブースの環境を揃えられる人を前提に構成されています。
<br />エアブラシの基本的な説明からはじまりMAX塗りと、比較的高度で手間の
<br />かかる内容になっています。
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<br />ただ、一点気になるのは、全体的にMAX渡辺氏が大越女史に対しテクニック
<br />を伝授するという構成の為「こうしなくてはならない」的な雰囲気がある
<br />事です。
<br />これはあくまで一つの作成例で、これが正解というものではありません。
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<br />この本だけの方法に囚われず、「ノモ研」や「完璧塗装ガイド」等参考に
<br />なる文献はいろいろとあるので、是非それらも読んで、色々なテクニック
<br />を参考にし、実際に試行錯誤しながら自分のスタイルを見つけるといい
<br />と思います。
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