私が初めてこの本を読んだのは2年前だ。しかし当時、この本の本当の価値には気付かなかった。
<br />しかし、最近読み返してみると、さまざまなビジネスのヒントが詰まっていることに気が付いた。
<br />特に感銘を受けた箇所は次の3つだ。
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<br />1)知的所有権によるライセンスビジネス
<br />2)ネットワークビジネス
<br />3)原題、すなわち、「複数収入源を持て!」
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<br />この3つだ!!!
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効率的なお金の使い方の説明から始まることにまず好感が持てます。
<br />つづいて不労収入となる、不動産やコンテンツビジネスなどの紹介。
<br />しかしすごく参考になったのは、そういった不労収入を得る方法の
<br />ステップアップが細かく書かれていること。
<br />特に、ある分野で有名になるー>コンサルタントになるー>書籍出版−>コンテンツ
<br />などここまでこまかなステップアップが書かれていることは大変参考になります。
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こういう考え方もある。と、知ることができただけでかなりの得だと思う。給料が上がらないし、雇用の流動化があたりまえになった時代、ひとつの収入の流れ(給料収入)だけでは不安定だ。それに対して、複数の収入源を確保していれば経済的にも精神的にも安定する(現代の「Multiple Streams of Income」は複数の収入の流れと言う意味)。
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<br />また、見込み客からファンまでのながれをろ過装置のような図で説明してくれるのもよい。非常にわかり易い。
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<br />とにかく、土地、情報、ネットワークビジネスなどさまざまなやり方で収入源を得る方法を解説してくれる。すぐに使える情報ではないかもしれないけれど、こういう考え方もあるのか、と思わせられたもん勝ち。成功哲学の本にはありふれている考え方なんだけど、「できるかも!?」という可能性の限界を広げるために役に立つと思います。
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<br />「できるかも!?」と思い、行動を起こさない限り、何もできないような気がします。
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