税金の本
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<br />この本で、現在サラリーマンの私には、経営者の悩みがすこし分かるかもしれない。
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<br />いろんな角度からの税金の対策や、扱い方が書かれている。
<br />面白く書かれているので、読み進みやすい。
<br />ただ、不動産購入などのケースの話しは詳細すぎてちょっとわからん。。。
<br />余剰な資金ができちゃうと誰もふらふらと不動産購入とかしちゃうんだろうなと思わせてくれる。
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<br />最後にも、だったらどうすればいいのか、と答えを教えてくれるものではない。ビジネスマンだから学びが重要なのである。税金もビジネスもこれで終わり!は無いのである。
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この著者は税理士ではありません。税理士でない人が税務相談するのは違法ですし増してや営利活動としてそれを行うのは言語道断です。しかも税務調査の裏事情なんていうのは税務調査に立ち会う税理士でも深く内情はわかりません。税理士でもない、税務調査に立ち会った経験すらない元銀行員が税務調査の裏事情など知ってるわけがないのです。
真剣に会社を経営する(もしくは経理業務に従事している)人であれば、
<br />書店でさらりとめくっただけで、内容の薄さが分かるはずです。
<br />本来、税理士とは「脱税・節税」の専門家ではなく、「適正な税金を納めさせる仕事をする一助をする」ことが業務のはず。
<br />その税理士の立場をもさらに低くせしめる感が否めません。
<br />こうした書籍が売れていることに、世の税理士は憂いを感じないのでしょうか?