ポイントを絞って、論理力や論理的な言葉の身に付け方を教えてくれます。
<br />問題に沿って、論理的な文章について解説されています。
<br />問題のすぐ後に答えと解説がありますから、立ち止まらずに、スーッと読んでしまえば、読み流してしまいます。一工夫して何かで隠すと良いでしょうか。
<br />実際に問題を解いてみて驚いたのは、有名高校、大学の入試の問題であるのに、指摘されている「主語述語の関係」等に目を向けるだけで、簡単に解けてしまうものがあるということです。
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<br />中学生や、高校生が国語の学習をする前に読むのもよいのではないでしょうか。
<br />もっと問題数をこなしたい方、理解を深めたい方は、筆者の『システム現代文』も読まれてはいかがでしょうか。大学入試向けの問題解説ですが、論理的に読む力をつけるのにも適していると思います。本書にも採られている文章も載せられていたように思います。
本書は、国語の問題を通じて日本語の読み書きに必要な論理力を身につけるような構成になっています。
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<br />文章が読めるようになるためには、文章の規則(文法)に従って読んでいくことが必要である。また、気に入った文章について、感想なり要約をノートに記録していくといい。そのことで、自分の考えを持てるようになる。つまり、模倣が創造を生み出すといっていい。
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<br />問題のレベルとしては、はっきりいって簡単な問題が多かったように思いますが、選択肢問題で、なんとなく選択肢を選んでいる状態では、論理力がついているとは言いがたいということを意識しなければならない。私は、正解はするのだが、なんとなく解けている状態だというなので、まだ論理力がついていないということみたいだ。もっと問題を解いてみたいと思ったので、演習編(問題集)がほしかったなあと思いました。
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<br />本書は、問題を解くことを通して読む力を身につけることができるとは思います。問題を解くことで養成された論理力をうまい具合に適応させて、それを書く力に結べつけられればいい。論理構成の仕方や文法などは、それに習えばいいが、何を書くかについては自分で決めるしかない。
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これまで何も考えずに暮らしてきた私にとって,
<br />衝撃的な本でした.
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<br />ただ,内容が多い分
<br />練習が少ないのが悲しい所.
<br />ドリル買おうかしら?と思わされました.
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<br />「論理エンジン」を
<br />これからの自分のツールにしたいですね.
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<br />さぁー,読んで論理ワールドに飛び込みましょう!!