大人になっていくと相手を説得するしたりコントロールして生活
<br />する事が多くなってくるが、相手から喜ばれたり、尊敬されて、
<br />説得できるならコレに越した事はない!
<br />
<br />そんな贅沢な悩みを解決する方法が書かれています。
<br />
<br />相手の立場を理解して考えるなど、
<br />相手も行動や仕草などの見方なども詳しく書かれています。
<br />特に本書のミラクルワードは、キターーーーーって感じ!
<br />
<br />私も営業の為に人と接する機会が多いですがこの本で新たな
<br />気づきも5つほどありました。明日から即実践できる内容だ
<br />と思いました。
私は、帯にも書いてある「主張が通る人はどこが違うのか?」という点について
<br />以下の4つが重要だと考えました。
<br />
<br />●筋の通った反論
<br /> 反論する時は対案を理由と共に提示すること。
<br /> → そして、根拠となる「証拠」を提示し、再度たたみかける。
<br />
<br />●仮説を立てて検証
<br /> 賛成の立場、反対の立場、両方からの問題分析・チェックを行う。
<br /> ・問題は何か。
<br /> ・問題点の原因はなにか。
<br /> ・プランを導入することで、何がどう変わるか。
<br /> ・問題点を探すこと = 『捨てるための「重要な理由」を探すこと』
<br />
<br />●ターゲットの把握
<br /> 性格や年齢、性別などに合わせた話術を。
<br />
<br />●聞き手の気持ちを考える
<br /> どんなに話がおもしろくても、座って聞いているだけでは集中力は持続しない。
<br /> 持ち時間が90分なら、30分1本勝負の3部構成にすべき。
<br />
<br />分かっていても、毎回根拠となる証拠を見せるというのは難しいです。
<br />しかし自分の主張を自然に通すには、それぐらいの下準備が必要だということを痛感しました。
コミュニケーション技法に関する書物を
<br />いくつか無作為にピックアップした中の一冊である。
<br />
<br />著者はソニー生命に勤めるサラリーマンだが、
<br />その傍ら趣味でディベートを続け、
<br />いまや日本一の達人といわれているそうだ。
<br />
<br />そのディベートの達人が相手を説得するノウハウを公開したのが本書である。
<br />
<br />ディベートに勝つ技術は以下のとおり。
<br />
<br />■説得力のある話を組み立てる。
<br />■ターゲットに合わせた話し運びを考える。
<br />■場をコントロールする
<br />■非言語のテクニックを駆使する
<br />■日頃のセルフトレーニングを欠かさない
<br />
<br />ディベート自体は知的なゲームであり、ビジネスとは直接関係はない。
<br />だが、その技法は、ビジネスにおいてはプレゼンテーションなど、
<br />1対多のコミュニケーションに十分応用できるものである。
<br />
<br />プレゼンとディベートでは話しの組み立て方こそ異なるが、
<br />それ以外の「聞かせるテクニック」はそのまま使えそうだ。
<br />
<br />・相手を知れ
<br />・内容を単純化せよ
<br />・内容を繰り返せ
<br />・注意をひきつけよ
<br />
<br />などはアリストテレスの弁論術の時代から変わらないセオリーだそうだ。
<br />説得する技術、というタイトルから想像していたものとは違ったが、
<br />それなりに収穫のある一冊であった。