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| Effective C++ 原著第3版
(
スコット・メイヤーズ
小林 健一郎
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訳注がやたらめったら多く、どうも著者が対象としている読者層と訳者が対象と考えている読者層にズレがあるように感じました。前者は中級C++プログラマ、後者はC++どころかプログラミング自体の初心者を相手にしているような。内容はそこそこ高度なのにかなり初歩的なことまで訳注が入っていて、読んでいてなんだかリズムが悪く感じました。
<br /> 上記を除けば訳自体はちゃんとしていて、内容も申し分ありません。第2版も持っていますが、内容を比べるとC++プログラミングの進化を如実に感じます。というか、別のタイトルで出してもいいじゃん、と思うくらい内容が一新されています。
<br /> 「今の」C++のキホンを網羅した、オススメできる一冊です。以前の版を持っている人も是非!
<br /> 私の見る限りでは、妙な訳はあまりなかったような気がします。
<br />初心者が、適当に入門書を読んでこの本に特攻すると挫折することになるので、独習C++やC++を濃く取り扱っている本を読んでからこの本を読むと理解できるようになると思います。
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