学会発表の準備のために必要なことを理解しやすくまとめられている本.
<br />単に発表だけでなく,その後症例報告をするための手順も書かれており,この本を読んで私も実際に論文を作成してみました.
<br />Endonoteに関してはバージョンが以前のものであり,今のものとは対応しにくいが,そもそも文献管理をどうしたらよいか分からなかった私にとってはとても参考になりました.
10年目の医師です。学会発表の仕方・症例報告の書き方についてあらためて勉強してみようと思い購入しました。非常に論理的かつシンプルな内容で,自分自身にとって大変勉強になりました。これから後輩医師たちへの指導にも大いに参考にしたいと思います。
<br />また,この本は研修医やレジデントを対象に書かれていると思われますが,中堅医師にとっても大いに参考になると思われます。
今の若い研究者たちは幸せです。こういう良心的な論文執筆/学会発表マニュアルが手に入るのですから。私の時代には先輩から一子相伝で教わるか(それも、正しいやり方と言う保証はどこにもない)、自分で血まみれ火だるまになりながらつかんだものです。テーマの設定、文献検索の方法、執筆のポイントなどを分かり易く書いているのですが・・・よく見るとこの著者は私より若い。自分が無駄に年を重ねていただけではないかと思ってがく然。そこのところがトラウマ的に気になる人はちょっと注意したほうがいいが、大半の若い研究者には必読と言えましょう。