簡単に言うと、プライマリ・当直に関するミニコラムを集めた本、かな?
<br />内容はほどほどに詳しく、分かりやすく、何より新しい。
<br />参考となる論文についても触れてくれているのが嬉しいです。
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<br />診断学にやや偏った印象があり、感度・特異度がよく出てきます。
<br />今まで何となく行われてきた〜〜徴候、などについて見直す機会に。
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<br />「血ガスって動脈から取らなきゃだめなの?」というように、今までは
<br />当たり前だと思われて延々と施行されてきた伝統を、軽々と覆してくれる
<br />ような内容もあります。(既出だったらゴメンナサイ)
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<br />ちょっとした暇な時間に、何ページかをサラッと読む。
<br />本を読む習慣をつける意味でも、良書と考えました。
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<br />20年選手のベテラン外科長も、「これはいい本だね」と言っております。
<br />バイトや当直、一般外来など、専門診療以外も少なからずこなす必要が
<br />ある人にはお勧めの一冊です。
この本は少し時間があるときにさっと読む感じで読んでます。
<br />読みやすく書いてありますが、しっかりとエビデンスも記載してあり、
<br />内容もまずまずと思います。
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<br />私は気合入れて勉強する気分にならない時に
<br />この本を読んで何となく勉強した気分になってます。
「研修医御法度」で有名な林先生の著書です。Q&A100とあるように100の項目にわたって「林節」が散りばめられています。この本の題名にもあるようにエビデンス・論文による裏付けも示されており、指導する立場の人にも研修医を納得させるのに役立ちます。一項目当たりの分量も適量でさらりと読めます。気になった事項を目次で調べてさっと読んで大事なことが掴めます。使いやすい本ですね。