肉体の疾患と、心理的な問題をつなげて考えるときに、便利で詳しいハンドブックだと思います。でも、こういう解説は、あるていど体と対話してから読んだ方がいいと個人的には思います。<br />とくに新米ヒーラーさんは、無意識にクライアントを決め付けないよう留意していただきたい。<br />内容はよく、類似書と比べても楽しいです。
スペザーノファンではあるものの、この一冊はかなり
<br />???でした。すべての病気は、心理的な
<br />原因がある、としているのです。もちろん、
<br />心理的な要素は病気や怪我のもとになることもあると
<br />思います。それに心理的な問題の解決方法を書いていて
<br />くれるのはとても助かります。しかし、
<br />怪我や流産、インフルエンザ、風邪に至るまで
<br />すべて心に問題がある、と
<br />する本書は残念な内容ではありました。
この手の本は 内容をワークしてこそその本領を発揮するものですが、<br>「家庭の医学(?)」のようにその時々に気に掛かったページを見るだけでも面白く興味深いです。<br>病気の示すメッセージを知ることで 自分のココロの状態を見直すきっかけになると思います。<br>身近な病気の人にも、違う理解や見方ができてもっと優しくなれるかも・・・<br>困った問題(病気)を自分の成長のチャレンジと見る前向きな人には<br>さらにオススメです。<br>同じく病気と心の関係を扱った「ライフヒーリング」より、各症例の解説が詳しく解りやすいですが、「ライフ・・・」のように対処するための新しいパターンがあった方がより良かったと思います。<br>とは言え、ちゃんとエクササイズする人には、模範解答(?)が無い方が自分のココロにぴったりの答えを見つけられるのかもしれません。