ブラックユーモアが好きな私には凄く面白い(不謹慎?)絵本でしたo(^-^)o私自身自殺したいと思った事が昔在りましたが、絵本を読んで其の頃のフラッシュバックが起こる処か、大変楽しく読めました。自殺をあれだけ熱意を込めてやられると、逆に中途半端な事情で中途半端な自殺方法を選んだ自分が恥ずかしくなり、生きていこう、と思えましたo(^-^)o★5つ、間違いない!
可愛いうさぎさんが淡々と死んで行きます。ちょっと変わった方法で。
<br />ただそれだけのブラックユーモア絵本。だけど何だか好き。
<br />CGアニメ「POPEE the ぱフォーマー」とかが好きな方はきっと好きなんじゃないかなぁ。
<br />周りの無関心さ、うさぎの「別に悲しくて死ぬ訳じゃないけどね」って顔が、何だか社会の裏側を垣間見せてくれるような…気がしなくもないですが、きっと気のせいです。
<br />是非お部屋で薄暗い笑みを浮かべながら眺めて下さい。お友達と一緒に突っ込みを入れながら見るのもオススメ。
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<br />「またまた自殺うさぎの本…」も欲しいです。
マイナスな事柄を果てしなく並べると、
<br />逆にポジティブな感想を抱くことがあるのは不思議です。
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<br />本書は活字のほとんどない、純粋な絵本です。
<br />登場するうさぎ達は、なぜか皆「頑張って」自殺しようとします。
<br />死のうとして「頑張る」のです。
<br />うさぎ達が自殺しようとする姿が、始めから終わりまで延々と続きます。
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<br />「自殺」は、人生において最もネガティブな選択。
<br />それを進んで、苦労までして選択するうさぎ達の姿を見ていると、
<br />逆に「生きる」気力が沸いてくる。
<br />「前向きに生きなければ!」と思える。
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<br />ブラックユーモアとして面白いのはもちろんですが、そんな見方もできる絵本です。
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