エジプトという国の歴史を知るにあたって、
<br />人の根本に根付く宗教とともに、どう人がいきてきたかを、
<br />文字だけだなく、イラストとともに、
<br />ぐいぐいと引き込む独特のスタイルで、書かれています。
<br />暇なときなどに、こつこつと、知識を蓄えられること、間違いなしの一冊です。
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<br />ただ、たくさんの情報が詰め込みすぎていて、
<br />分かりにくいところがあるところは、ご愛嬌!
この内容の濃さでこのお値段は安い!と思います。
<br />複数の本を読んでやっとわかってくるようなことがこの本一冊にぎゅっと凝縮されています。
<br />エジプト神話の神々、歴代ファラオ達、エジプトの遺跡を発掘していった人達、著者のエジプト旅行記などについて
<br />おもしろく読みやすく書かれているのですが、こんなに系統立てて読める本ってなかなか行き当たらないのではないでしょうか。
<br />挿絵がとても丁寧に書かれていて、写真などは一切ないのですが、それを補うだけの作者の情熱が感じられます。
<br />エジプトのことを知る最初の本として是非おすすめします。
エジプト史と神話世界の混沌と無秩序を、「プッ」と笑わせながら読ませてくれる楽しい本。何度も再読して学習するに値する立派な内容を持つ本ではあるが、気の向いたページをパラパラと読むのも楽しい一冊。私は著者には大変失礼を承知でトイレライブラリーに所蔵している。おかげで、トイレタイムがとても楽しい。