前作が面白かったので買ったのですが、いちいち政治批判(主に日米)・産業批判・官僚批判に話を誘導するので引いてしまいました。一方、日米なんて目じゃないほど少数民族弾圧、環境破壊をする中ロの批判は殆どありません。有効な対案を示しているわけでもありません。
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<br />環境破壊がキーワードとなるような生き物も紹介しているので、全てを否定するつもりはありませんが正直しつこすぎます。例えて言うなら「料理漫画を買ったはずなのに政治的主張ばかりだな」といったところでしょうか。
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<br />さて、肝心の”へんないきもの”のラインナップですが、どちらかと言えば前作の方が良かったと思います。前述の主張が気にならなければ 星3.5、むしろ主張が合えば 星4 ぐらいの評価と思ってください。
私も前作とあわせて買いました。専門書ではなく一種の読み物と言う部類の本だ。へ〜こんな生き物がいるんだ・・・という素朴な驚きもあれば、生き物って本当に必死なんだよな、という感動もあった。家族みんなで楽しめる本だ。団欒のネタにもちょうどいい!
へんないきもの第二巻である。
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<br />相も変わらず著者は毒舌を吐きつつ、
<br />この生き物たちについて
<br />判りやすく解説をしているのである。
<br />浮気したアナコンダの夫婦の会話なんてのもあり、
<br />とても生き物解説本とは思えないのである。
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<br />その上。
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<br />この第二巻には付録までついている。
<br />私はこれを、本の中に永久保存するが、
<br />購入された方は、是非、玄関にでも貼って欲しい。