495ページに細かな字(本当に小さい!老眼では見えないよ)で詳細に、ここまで書いちゃって良いの?と思う位、ストーリーは勿論、データも詳細に記述されています。価格がこの価格も納得してしまう。読むだけでも一苦労してしまいます。
<br /> これは、ゲームをやり込んでから再度読み直して「ふ〜ん、そうなのか!」という痒い所まで手が届いています。いっそ、ゲームの攻略に必要な部分と、その他の資料やガイダンスを分冊にしても良い位です。
<br /> しかし、最近のRPGゲームのガイドブックは何故こんなにも分厚いのでしょうか?ゲームを進めながら読むには、このページ数が限界ですね!
ゼノサーガエピソード3はダンジョンの移動よりムービーの方に時間を割いているので
<br />取り逃したアイテム、サブクエストを全部みたいという方に。
<br />そうでないならわざわざダンジョンの攻略部分は見なくてもいいと思います。
<br />やり込み要素は薄いですし。
<br />ムービーはデータベースでも確認出来るし、クリアデータは強くてニューゲーム出来ない、
<br />最初から新たに始める気は起きない作りになっているからです。
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<br />巻末のネタバレはゼノサーガを理解する上では欠かせないものになっています。
<br />劇中だけで全てを理解する事はまず不可能なので見逃せません。
<br />キャラの設定資料は充実こそしていますが、イラストが小さいのが不満。
<br />小説はミッシングイヤーを見逃した方への親切設計といったところでしょうか。
<br />巻末のチビキャラ達が可愛らしい。
<br />随所に工夫が見られるので買って損はしないでしょう。
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エピソード3の攻略本としては文句なしです。
<br />ただ、それ以外の設定資料集的なものを望まれる方向けではありません。
<br />特に目新しい情報もないですし、エピソード2から3までの空白の期間のノベルは公式サイトで公開してあるものですし。