広告会社 オグルヴィ & メイザーの創業者であり、現代広告の父でもある デイヴィッド オグルヴィーが1964年に書いた本だ。
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<br />私が生まれる前に出版された本ではあるが、内容は色あせることのない、普遍性を保っている。
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<br />例えば 成功するキャンペーンについて
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<br />”家族に読ませたくないような広告は作るな”は、普遍的な真理だ。
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<br />また優秀な若者は 休暇のすごし方ですぐわかるという。
<br />家でぶらぶらせず、1日1冊本を読み、外国に行って見聞を広めるべきだと彼は力説する。
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<br />1冊読んで見えてきた彼の本質は、”誠実さとハードワーク”により形成されていると思う。
<br />またすばらしい人の本に出合えたことを感謝したい。
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広告の天才にして偉大なる経営者であったデイヴィッド・オグルヴィによる代表作。原書刊行から60年経った現在でも世界中の経営者・ビジネスパーソンに読み継がれている。「広告」に携わる人たちのための書籍と思いがちだが、実際はあらゆる業界のビジネスパーソンに通じる教訓が数多くちりばめてあり、所々に出てくる名言の数々も素晴らしい。「広告」「経営」「リーダーシップ」「働くということ」の本質を知ることが出来、まさに名著と呼ぶにふさわしい1冊。読んで損はないはず。
オグルビー自身の考え方や取り組み方などが個性的に記されていますが、事実を淡々と記載されている印象でした。
<br />もうちょっと、そのケースで何を考えてどう取り組んだとかを参考にしたかったのですが。
<br />既に広告業界でキャリアのある方なら物足りないかもしれません。
<br />でも、彼の姿勢と思想には好感はもてました!
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