広い範囲での一般的なガイド本ではなく、蚤の市に焦点を絞り、それもドイツ、チェコ・・とかなり範囲が絞られているが、それが功を奏し著者の思い入れがストレートに伝わってきます。
<br />
<br />私が一番気に入ったのは表紙の色と紙のざらざら感☆
<br />
<br />もう少し現地の人のレポートがあれば☆5つといったところかな。
プラハは芸術の香りがして以前から行きたいと思っていましたが、なんだか東欧は遠い所という気がしてました。
<br />でも、これを読むとそうでもない気がしてきます。
<br />
<br />ベルリンからチェコ、ハンガリーへと国際列車ユーロ・シティでのんびり行く旅がとても魅力的。
<br />また、ヨーロッパとアジアの中間のような国ハンガリーのおばあちゃん達が、非常にかわいい!
<br />人形劇の紹介があって、東欧へ行ったら必ず観てこようと思いました。
<br />
<br />東欧へ行く時は、旅行ガイドとして持参したい一冊です。
大阪で雑貨屋さんをしているチャルカさんの本です。ウェブショッも、東欧の紙を使ったオリジナルのノートをはじめ素敵なものでいっぱいですが、そうした雑貨の買い付けの時の旅行記です。<p>みやこうせいさんのル-マニアの本などで、東欧の手仕事、テキスタイルにとても興味を持っていました。でも、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどにくらべて、とても遠い気がしていましたが、この本を読んでぐっと身近に感じられるようになりました。<p>買い付けの旅行記なのに、こんなところまで書いていいの、というくらい詳しい情報満載で、私も、東欧にでかけて、布類はもちろん、紙類をさがしてみたくなりました。本の中にあった「ヨーロッパの中のアジア」という表現にも、行ったことがないながら、妙に納得しました。<p>今ドイツ語の勉強をはじめたところですが、東ヨーロッパでは母国語以外ではドイツ語とロシア語がよく通じるということで、ますます勉強に力が入りそうです!