学習の輪―アメリカの協同学習入門 みんなこんな本を読んできた 学習の輪―アメリカの協同学習入門
 
 
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学習の輪―アメリカの協同学習入門 ( デイヴィッド・W. ジョンソン イデッス・ジョンソン. ホルベック ロジャー・T. ジョンソン David W. Johnson Edythe Johnson Holubec Roger T. Johnson 杉江 修治 伊藤 康児 石田 裕久 伊藤 篤 )

アメリカで広く用いられている <br />「協同学習」(英語だと Collaborative Learning とか Cooperative Learning という) <br />のもっとも一般的な入門書だそうです。 <br />この本だけで協同学習をカンペキに習得するのはむつかしいかもしれませんが、 <br />「協同学習ってこういうものなんだ」 <br />というのを知るには十分に役に立つと思います。 <br />

タイトルのとおり、「協同学習」というコンセプトに興味を抱き、教室や職場や家庭のなかなどで実践してみようかと考え始めた人にとっては、分かりやすい入門書だろう。しかし、表面的な取っ付きやすさの奥には、読者に根本的な価値観や生き方の変容を迫るものがある。著者たちは、教育−学習過程の基本的な構造には、「競争学習」「個別学習」そして「協同学習」の3つの様式があるとしている。さて、あなたは今までどの様式の学習過程を生きてきただろうか? <br /> <br /> この本は、教師に対して書かれたものだが、「協同学習」のコンセプトを理解し、実際に授業を行なえるようになるまでには、数年はかかると忠告している。私たちが「学校教育」と呼んでいるのは、実は「競争学習」と「個別学習」の組み合わせであり、無自覚のうちに「競争」を煽り「自学自習」を薦めるようにデザインされているのである。教師が学校で学び、学校で教えてきた長い年月のあいだに染み込んだこれらの学習様式は、ちょっとやそっとではシミ抜きされないのだろう。「協同学習」というパラダイムの衝撃的な意味について、自分のあたまで考えてみてほしい。「協同学習」を実現するにはどうしたらよいのか? この本は非常にハウツー的でもあるのだが、そのエキサイティングなハウツーが湧き出してくる源こそを、探し当てる必要がある。そして、「競争学習」や「個別学習」という囚われから、自分自身の学習様式を解放していく必要がある。しかも、他者と協同して・・・。 <br /> <br />

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