5文型から時制、前置詞に至るまで、一貫して1つのイラストのイメージから文法知識、用法の説明という形で書かれた本。
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<br />例えばto不定詞。to不定詞のイメージは前置詞のtoと変わらない。
<br />驚いた。いや、そうなんだろうなぁとは思っていたが、やはりこの人はやってくれた。
<br />to不定詞のイメージからto不定詞のすべての用法をわかりやすく説明。実に痛快だ。
<br />こうして私はto不定詞がはじめてみる文中にでてきても、
<br />何用法かなんてことは深く考えることなく、訳さずに、理解できるようになった。
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<br />もちろんこの本だけやれば、文法は完璧とか読解もすらすらできるとかいうわけではない。
<br />様々な文に触れ、ここで学んだイメージを定着させていくことが必要だ。
<br />しかし、単なる用法詰め込み型のような文法しかならわなかったと人とこの本のような文法のアプローチで学んだ人との差はかなり大きいだろう。
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<br />大西先生の書かれた文法の本は他にもたくさんありますが、これを一番すすめます。
<br />理由はイラストが豊富であること、簡潔でかつわかりやすいこと、網羅性が高いこと(同じ著者の本の中では)、
<br />これがポイントです。
”へぇ?そうだったの〜?!”と言ってしまうような、説明・解説が味です。読み物としても結構笑えるしイイですが、勉強最中に「イマイチ頭に入んない!」という時に見るのがベストです。イメージがメインなので、”あぁ、調べなきゃ。理解しなきゃ。”が全然ありません。サラッと読むだけでOKです。すべての項目・内容が明確に分かれているし(←大事!)じっくり読んでもよし、ちょちょっと調べるお供にもよし。あるのとないのとでは、あとあと結構影響あるかも・・・
大西さんとポールさんのお馴染みのコンビで出された本です。
<br />やはりこの人たちはイメージというものを大切にしているみたいですね。
<br />この本はイメージをもちやすくするための絵がたくさんでてきます
<br />その絵についてなんですが、独特な感じの簡単な絵なので絵が頭に残りやすい気がします。
<br />もちろん一度読んだだけでは身につくものではないと思いますが
<br />読むところが少なく読んでもそんなに時間がかからない気がします。
<br />悩んだりというストレスがあまり無く、すばらしい出来だと思います。