Z会の速読英単語(必修編・上級編)を受験時代にやった時にも思ったのですが、Z会の教材は文法を意識しなければ内容が掴めないような作りになっています。その点で、単なる例文&単語の形式の単語集とは違っています。その文法の合間合間に単語が挟まるので、文法を意識すると同時に単語が定着します。
<br /> 日本人向けに優しい構文を用いたCD本が氾濫している中で、スキルアップが出来る数少ない本のうちのひとつです。
この本の良い点
<br />・難度の高い語彙を文脈の中で覚える事ができる
<br />・音声を伴うため聞いても分かる語彙が増える
<br />・分量が多い
<br />・話が面白い
<br /> etc...
<br />
<br />ディクテーション、シャドーイング、暗唱に使いました。
<br />ただ途中から、
<br />暗唱するにはは量が多すぎた、
<br />たくさんの文章に触れることがこの本の本旨では?、
<br />当時、違う素材でディクテーション、暗唱するようになった、
<br />等の理由からシャドーイングだけに使うようになりました。
私はこれまで5,6冊ほど英単語集を購入してTOEFLや受験対策のために勉強してきたのですが、今まで出会ってきた本の中で、この本が一番面白いです。特に、例文は面白い。例文のテーマが今流行の「熟年離婚」や、われわれ日本人の晩年の疑問「日本社会は融通がきかないのか」から、素人には少し難しい「金融システム改革」まで幅広いです。早くこの本に出会っておけばよかったと後悔しています。