|
| 東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編
(
菊地 成孔
大谷 能生
)
読みものとしては非常に面白いが,「平均律→バークリー・メソッド→MIDIという音楽の記号化」云々は的外れだと思う。(これは著者自身も認識しているのではないか?)特にMIDIについては悲惨で,MIDIに関して解説してあるはずの章に紹介されている楽曲で,MIDIを使ったものは皆無である。平均律とバークリーにしても,ほとんど論理的な解説がないので,指摘の当否を判ずることができない。ネット上では「よくわかった」という書評が多いが,なにをわかったつもりなのだろう? 自分は菊地成孔さんの『水曜ウォンテッド』を聴いてそれがすごく面白かったので、この本を読みました。
<br />難しい専門用語がズバズバ出てくるのですが読み返しているうちにどんどんハマってきます。
<br />音源を揃えて読みたいです。
<br /> ジャズを演奏したい方は必見だと思います。私は”モード”がすごく参考になりました。
<br />また、講義で曲が紹介されているのですが、それをもとにCDを買ったりすると、音楽の幅が広がると思います。
|