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利息の種類(単利と複利)利息のつき方には「単利」と「複利」という2種類の方式があります。 単利とは、当初預けた元本に対してのみに利息がつく方式です。 複利とは、これとは異なり、もともと借りたお金(元本)についた利息もまた、次の支払い時の利息の対象とし、元本+利息に対して利息がつくという方式です。 アインシュタインは、「人間の発明した仕組みでもっとも驚くべきものは複利である。」という言葉を残しました。 複利。それは、敵にすればもっとも恐ろしく、味方にすればもっとも心強い、諸刃の剣だと言えるでしょう。 例えば、10%の単利、複利でのそれぞれの借金を、10年で返済する場合の最終支払額を計算してみます。 10年で返済する場合 年利10% (単利の場合) 100×0.1=10万円が、一年毎の利子ですので 100+10×10=200万円 が総支払い金額になります。
年利10% (複利の場合) 前年までの元本と利息の合計額が、元本として計算されますので 100×(1.1)^10=259万3742円が支払い金額になります。 複利の効果は、時間を追うごとに倍化します。例えば、20年かけて100万円を返す場合には次のようになります。
20年で返済する場合 年利10% (単利の場合) 100×0.1=10万円が、一年毎の利子ですので 100+10×20=300万円 が総支払い金額になります。
年利10% (複利の場合) 前年までの元本と利息の合計額が、元本として計算されますので 100×(1.1)^20=672万7500円が支払い金額になります。 下記にローン会社の利率を示しておきます。 ローン会社の金利は通常は複利であるため、出来る限り、早めに返済をするように気をつけましょう。 ローン会社/クレジット会社一覧
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