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qmailがインストールできない Redhat8からRedhat9へとバージョンアップされた関係で、通常のままではqmailがインストールできなくなっています。 具体的には、P.287でmake setup checkを実行すると次のようなエラーが出ます。 undefined reference to 'errorno' この問題を解決するためには展開したディレクトリ内にあるerror.hファイルのうち、3行目にある extern int errno; の部分に対し、次のような修正が必要です。 extern int errno; → #include <errno.h> 上記、修正を加えた上、qmail-**のディレクトリに移動し、make setup checkを実行してください。 詳しいインストールの流れは、qmailのインストール及びその設定に記述しています。 また、 そのほかに提供されているucspi-tcp、cdb、checkpw、checkpassword、daemontoolsでも同様の修正が必要になります。 ucspi-tcp、cdbについては、P.297のmakeを実行する前にucspi_tcpやcdbディレクトリ内に移動し、同様の修正を行います。 ucspi-tcp、cdbについてはqmailのインストール及びその設定(smtpの設定)に流れを示しておきました。 また、checkpwについてはP.301でmakeを実行する前にcheckpwディレクトリ内に移動し、同様の修正を行います。 checkpw、checkpasswordについてはqmailのインストール及びその設定(pop&apopの設定)に流れを示しておきました。 daemontoolsについてはP.305でmakeを実行する前にdaemontools/srcディレクトリ内に移動し、同様の修正を行い、daemontoolsに移動後、./package/installを行います。 daemontoolsについてはqmailのインストール及びその設定(daemontoolsを用いたプロセスの監視)に流れを示しておきました。 以上、ご参考の上、インストール作業を行ってみてください。よろしくお願いいたします。
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