ThinkPad
X20でのRed Hat Linux 6.2 日本語版の稼動状況を参考に
Vine Linux 2.5 On Thinkpad X20で音がなるようにalsaのインストールと設定をしましょう。
サウンドカードによっては最新版のalsaでないと鳴らないものもあるかもしれませんが、
Thinkpad X20についているサウンドカードについてはVinePlusにあるalsa-driverで鳴らせます。
tar ballよりもrpmの方がパッケージ管理が楽なのでこちらのファイルを使用することにしましょう。
ダウンロードする必要があるのは次のファイルです。(2002年4月21日現在)
alsa-driver-0.5.11-0vl6.i386.rpm
alsa-lib-0.5.10b-0vl2.i386.rpm
alsa-utils-0.5.10-0vl3.i386.rpm
alsaconf-0.4.3b-0vl5.noarch.rpm
上記ファイルのうち
alsa-driver-0.5.11-0vl6.i386.rpm
alsa-lib-0.5.10b-0vl2.i386.rpm
alsa-utils-0.5.10-0vl3.i386.rpm
については、例えば、
ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/VinePlus/2.5/RPMS/i386/
から
alsaconfについては
ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/VinePlus/2.5/RPMS/noarch/
からそれぞれダウンロードが出来ると思います。
# rpm -ivh alsa-driver-0.5.11-0vl6.i386.rpm
# rpm -ivh alsa-lib-0.5.10b-0vl2.i386.rpm
# rpm -ivh alsa-utils-0.5.10-0vl3.i386.rpm
# rpm -ivh alsaconf-0.4.3b-0vl5.noarch.rpm
の順にダウンロードして下さい。
(alsa-libはalsa-driverを,alsa-utilsはalsa-libを必要とします。)
インストールが終わったら、
# alsaconf
を実行し、
Soundcards_based_on_CS4610/CS4612/CS4614/CS4615/CS4280
を選びます。
/etc/modules.confにalsaconfが設定を書き込んでくれますので、書き込まれた部分のうち
461xとなっている部分を4281に変更します。
# aumix
としてボリュームを上げれば、音が鳴ると思います。(sで設定を保存、qで終了です。)
(私は再起動してから確認したので、一応再起動なさるとよいと思います。)
(注意)
なお、Windowsとdual bootをなさっている場合、先にWindowsを立ち上げた後、
再起動でVine Linux 2.5を立ち上げるとalsa driverの認識が出来ません。
Windowsを使用していた場合には、一度、電源を切った後、
再度、Vine Linuxを立ち上げるようにして下さい。
これは、Vine Linux 2.1.5でalsaを使用している場合も同様です。