[インストール]
apacheは、現在、世界の60パーセントのシェアを占めるといわれている事実上、世界標準となっているフリーのhttpdサーバ(Webサーバー)です。
通常、apacheは、Vine Linuxをインストールした時点で既にインストールされていますが、インストールがなされていない場合には、Vine
Linuxのftpサイトより次のファイルをダウンロードしてください。
apache-1.3.26-0vl1.i386.rpm
apache-devel-1.3.26-0vl1.i386.rpm
apache-manual-1.3.26-0vl1.i386.rpm
mod_ssl-2.8.9-0vl1.i386.rpm
例えば、
ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/Vine-2.5/updates/RPMS/i386/
などにそのファイルがあります。
また、Vine Linux 2.5をご使用の方は、Vine Linux 2.5 リリース後、apache
にセキュリティホールが発表されましたのでアップデートをする必要があります。
Vine Linux はapt for rpmに対応していますのでいちいちrpmでインストールする必要は無く
apt-get update
apt-get check
apt-get dist-upgrade
の三つのコマンドを入力すればよいはずです。他のプログラムのアップデートとともに最新版のapacheがインストールされるはずです。
Vine Linuxに限らず、debianやredhatなどの多くのディストリビューションでは、基本的には、インストールの時点でほとんどの適切な設定がなされています。
そのため、apacheを起動するだけで、ほとんどの場合、WEBサーバーとしての運用が可能です。
Vine Linuxでapacheを起動するためには
/etc/rc.d/init.d/httpd start
のようにしてください。
(現在は、init.dは/etc/init.dへと移行しつつあるため、./etc/init.d/httpd
startでも構いません。
Vine Linuxでは両方あります。)