qmailでimapを使用するためにcourier-imapを
インストールします。
courier-imapは、もともとqmailを念頭においた
ソフトウェアでデフォルトでMairdirに対応しています。
そのため、qmailでMaildirを使えるようにした状態であれば
INSTALLするとすぐにimap機能を使うことができます。
まずは、http://www.courier-mta.org/download.phpから
最新版のcourier-imapをダウンロードしてください。
2002年3月22日現在、courier-imap-1.4.3.tar.gzが
最新版のようです。
展開し、インストールしましょう。
# cd /usr/local/src/
# tar zxvf courier-imap-1.4.3.tar.gz
# cd courier-imap-1.4.3
pgsqlの自動検出機能が入っていると
コンフィグの過程でpostgresqlの自動検出を
行ってしまい、makeがうまくいかないので
./configureする時にオプションをつけ、
postgresqlの自動検出機能を切ります。
# ./configure --without-pgsql
# make
# make check
--ここからルートになります。
(ここまではルートだとエラーが出ます。)
# su -
# make install
# make install-configure
これでインストールは完了です。
/usr/lib/courier-imap にファイル群が
インストールされているはずです。
# /usr/lib/courier-imap/libexec/imapd.rc start
でimapdが起動します。
止めたい時には
# /usr/lib/courier-imap/libexec/imap.rc stop
です。
init.d以下に実行スクリプトをコピーし、
起動スクリプトに追加しましょう。
# cp /usr/local/libexec/imapd.rc /etc/rc.d/init.d/courier-imap
# chkconfig --add courier-imap
すると、
/etc/rc.d/rc*.d/以下に
courier-imapへのシンボリックリンクが出来ますので
例えば、
S80courier-imapで起動
K80courier-imapで停止
になります。