(注)courier-imapをインストールする際には、まず、courier-imap付属のINSTALLをお読みください。(ダウンロードしたcourier-imapに付属しています。)
courier-imapをインストール後、そのまま起動すると、
パスワードとしてUNIX USERのパスワードを使用してしまうことに
なってしまい、セキュリティ上好ましくありません。
そこで、平文のIMAPパスワードとUNIXパスワードを切り離すことにしましょう。
# /usr/lib/courier-imap/sbin/userdb hogehoge set
home=/home/hogehoge mail=/home/hogehoge/Maildir uid=xxx gid=yyy
(xxx,yyyはhogehogeのuid,gid)
で、hogehogeのホームディレクトリ,メールディレクトリ,uid,gidなどを設定。
#/usr/lib/courier-imap/sbin/userdbpw | /usr/lib/courier-imap/sbin/userdb
hogehoge set imappw
とすると平文用のパスワードが設定できます。
そうすると、/etc/userdb
というファイルに
hogehoge home=/home/hogehoge |uid=515|mail=/home/hogehoge/Maildir|gid=515|imappw=QeKSrGy
CoenFU
のようなファイルが出来ます。
userdbの実行権限を700にします。
# chmod 700 /etc/userdb
これをcourier-imapが読めるようにするために
# /usr/lib/courier-imap/sbin/makeuserdb
とすると/etc/userdbの内容が読み込まれますので、courier-imapを再起動すれば、
設定したパスワードでの認証が可能になると思います。