IMPはWEB上でのメール利用を可能にするPHPをベースとしたフリーのWebメーラです。
imapやPOP3を使って、Web上からメールを送受信することができます。
日本語版についてはIMP日本語版HomePage上でサポートされていますので
そちらをご参考になさってください。
IMP日本語版HomePage
から[IMP日本語版]−[ダウンロード]を選び、
horde及び、IMPをダウンロードしましょう。
(2002年3月20日現在、
horde-1.2.7-jp-0.1.tgz
imp-2.2.7-jp-0.1.tgz が最新のようです。)
[セットアップ]を見ると
Apacheのドキュメントルート /usr/local/apache/htdocs/
に対し、
Hordeのインストール先 /usr/local/apache/htdocs/horde/
IMPのインストール先 /usr/local/apache/htdocs/horde/imp/
のようにする旨が書いてありますので
例えば、Vineをお使いになっていて、
/home/httpd以下でホームページを公開している場合であれば、
Apacheのドキュメントルート /home/httpd/
Hordeのインストール先 /home/httpd/horde/
IMPのインストール先 /home/httpd/horde/imp/
のようになるわけです。以下、上記のように仮定して話を進めます。
なお、以下の説明は基本的に、IMP日本語版のセットアップに
書かれている内容をなぞってありますので
メインとしてはそちらを参考にし、本ページはその補足資料としてお使いください。
本ページの場合、/home/httpd以下にhorde,IMPをアップし、展開します。
# tar zxvf horde-1.2.7-jp-0.1.tgz
# tar zxvf imp-2.2.7-jp-0.1.tgz
ディレクトリ構成を、/horde/imp/ の構成にします。
# mv horde-1.2.7 horde
# mv imp-2.2.7 horde/imp
(このhorde或いは、impという名前は自分の好きに変えることが出来ます。
その場合、これより後、設定の対応部分についてもそのフォルダ名に直して設定してください。)
hordeディレクトリに移動し、installスクリプトを実行します。
# sh install.sh
とすれば、そのままインストールできるはずです。
ここまでで、インストールが完了です。
http://(所有サーバードメイン)/horde/setup.php3
として、セットアップページにアクセスしましょう。
次ページではセットアップページでの設定法について記述します。