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namazuのインストールとその設定(namazuCGIの設定)
次に、これをCGIとしてホームページ上に設置してみましょう。
/home/httpd/cgi-bin/namazu.cgi
ができていたので、それを雛型として使います。
ホームページを公開しているディレクトリにnamazu.cgiを置きます。
例えば、foo.comの運営を/home/foo/public_html以下で行っている場合について
考えてみます。
この場合、/home/foo/public_html以下にnamazu.cgiをコピーしてみましょう。
# cp /home/httpd/cgi-bin/namazu.cgi /home/foo/public_html
設定は.namazurcにより行いますので/home/httpd/cgi-bin/以下の
.namazurcもコピーしましょう。
# cp /home/httpd/cgi-bin/.namazurc /home/foo/public_html
.namazurcの基本インデックスとして指定したところにnamazuの
インデックスを作る必要があります。
なので、例えば、/usr/share/namazu/index/以下にfooという
ディレクトリを作ってその下にインデックスを作ってみることにします。
# mkdir /usr/share/namazu/index/foo
# cd /usr/share/namazu/index/foo
# mknmz /home/foo/public_html
以下に移動して、mknmzを実行しましょう。
次に.namazurcの設定をします。
Vineのrpmを使用する場合、以下のものについて設定すればうまくいきました。
## インデックスファイルのディレクトリを指定します。
Index /usr/share/namazu/index/foo
## インデックスの構成をそのまま使ってしまうと
## http://www.foo.com/home/foo/public_html/…のようになってしまうので
## http://www.foo.comと/home/foo/public_htmlとを置換します。
Replace /home/foo/public_html/ http://www.foo.com/
## 検索結果のTemplateの位置を指定します。
##本ページでは、デフォルトで入っているVINE用のものをそのまま使うことにしました。
Template /usr/share/namazu/index/
あとは例えば、
<form action=./cgi-bin/namazu.cgi method=get>
<div><strong>サイト内検索:</strong>
<input name=query>
<input type=submit value="Search!" name=submit>
</div>
</form>
のようにすると(./cgi-bin/namazu.cgiはCGIのある位置。)
のような検索フォームができます。
参考のため、以下にmknmz,namazuの引数を引用しておきます。参考にしてください。((C)NamazuUserManual)
mknmz 2.0.6, Namazu のインデックス作成プログラム
使い方: mknmz [オプション] <対象>...
対象ファイル:
-a, --all すべてのファイルを対象とする
-t, --media-type=MTYPE 対象ファイルの文書形式を指定する
-h, --mailnews --media-type='message/rfc822' と同じ
--mhonarc --media-type='text/html; x-type=mhonarc' と同じ
-F, --target-list=FILE インデックス対象のファイルのリストを読み込む
--allow=PATTERN 対象とするファイル名の正規表現を指定する
--deny=PATTERN 拒絶するファイル名の正規表現を指定する
--exclude=PATTERN 除外するパス名の正規表現を指定する
-e, --robots 次の記述を含む HTMLファイルを除外する
<meta name=\"ROBOTS\" content=\"NOINDEX\">
-M, --meta HTMLの metaタグをフィールド指定検索に用いる
-r, --replace=CODE URIを置換するためのコードを指定する
--html-split HTMLファイルを <a name=\"...\"> 単位で分割処理する
--mtime=NUM 変更日制限 find(1) の -mtime と同じ規則
例: -50 で 50 日以内、+50 で 50 日より古いものだけ
形態素解析:
-c, --use-chasen 日本語の単語のわかち書きに ChaSen を用いる
-k, --use-kakasi 日本語の単語のわかち書きに KAKASI を用いる
-m, --use-chasen-noun 名詞のみを抽出する
-L, --indexing-lang=LANG インデックス時に言語に特化した処理を行なう
文字列処理:
-E, --no-edge-symbol 単語の両端の記号は削除する
-G, --no-okurigana 送り仮名を削除する
-H, --no-hiragana 平仮名のみの単語は登録しない
-K, --no-symbol 記号をすべて削除する
要約:
-U, --no-encode-uri URIのencodeを行わない
-x, --no-heading-summary HTML のヘディングによる要約作成を行わない
インデックス作成:
--update=INDEX 更新するインデックスを指定する
-Y, --no-delete 削除された文書の検出を行わない
-Z, --no-update 文書の更新・削除を反映しない
その他:
-s, --checkpoint チェックポイント機構を作動させる
-C, --show-config 現在の設定を表示する
-f, --config=FILE 設定ファイルを指定する
-I, --include=FILE カスタマイズ用ファイルを読み込む
-O, --output-dir=DIR インデックスの出力先を指定する
-T, --template-dir=DIR NMZ.{head,foot,body}.* のディレクトリを指定する
-q, --quiet インデックス処理の最中にメッセージを表示しない
-v, --version ヴァージョンを表示する
-V, --verbose 口やかましいモード
--debug デバッグモード
--help このヘルプを表示する
バグ報告は <bug-namazu@namazu.org> へどうぞ
namazu 2.0.6, Namazu の検索プログラム
使い方: namazu [options] <query> [index]...
-n, --max=NUM 一度に表示する件数
-w, --whence=NUM 表示する検索結果の先頭番号
-l, --list 検索結果を URI・パス名をリストで出力する
-s, --short 短い書式で出力する
--result=EXT 結果表示に用いる NMZ.result.EXT を指定する
--late 検索結果を新しい順にソートする
--early 検索結果を古い順にソートする
--sort=METHOD ソート方法を指定する (score, date, field:name)
--ascending ソートの方向を昇順にする (標準は降順)
-a, --all 検索結果をすべて表示する
-c, --count ヒット数のみを表示する
-h, --html HTMLで出力する
-r, --no-references 参考ヒット数を表示しない
-H, --page 先の検索結果へのリンクを表示する (ほぼ無意味)
-F, --form <form> ... </form> の部分を強制的に表示する
-R, --no-replace URI の置き換えを行わない
-U, --no-decode-uri URI encode の復元を行わない
-o, --output=FILE 指定したファイルに検索結果を出力する
-f, --config=FILE 設定ファイルを指定する
-C, --show-config 設定を表示する
-q, --quiet 検索結果以外のメッセージを表示しない
-d, --debug デバッグモード
-v, --version ヴァージョンを表示する
--help このヘルプを表示する
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