プロバイダによっては、DHCPで名前を名乗る必要がある場合があります。
名前をきちんと名乗らないとIPを振ってくれないのでネットワークにつなぐことができません。
Vine Linux 2.1とVine Linux 2.5では、ifupの記述が異なるようですので、それぞれについて記述しておきます。
(Vine Linux2.1の場合)
VINEにはpumpというDHCPクライアントがあり、それを立ち上げる時
名前を名乗ることで、ネットワークにつなぐことが可能になります。
ネットワークの立ち上げの時には
/etc/sysconfig/network-scripts/ifupが実行されるので
/etc/sysconfig/network-scripts/ifup
の中の
if /sbin/pump $PUMPARGS -i $DEVICE; then
の部分を
if /sbin/pump $PUMPARGS -i $DEVICE -h
ホスト名; then
のようにhost名を付け加えてやることで、名前を名乗ることが可能です。
(Vine Linux 2.5の場合)
if [ -x /sbin/dhcpcd ] && /sbin/dhcpcd ${DHCPCDARGS}
${DEVICE}; then
echo $" done."
elif [ -z "`pidof -x dhcpcd`" ] && [ -x /sbin/pump
] && /sbin/pump ${PUMPARG S} -i ${DEVICE} ; then echo $" done."
のあたりの行がdhcpcd及び、pumpを使用している行だと考えられます。
上記の行を見る限り、dhcpcdを用いてうまくいけばその時点で終了。
もしうまくいかなかった場合には、pumpを使うという設定になっているようです。
どちらがうまくいくか分からなかったので、if行、elif行の双方に以下のhost名を追加しました。
if [ -x /sbin/dhcpcd ] && /sbin/dhcpcd ${DHCPCDARGS}
${DEVICE} -h ホスト名; then
echo $" done."
elif [ -z "`pidof -x dhcpcd`" ] && [ -x /sbin/pump
] && /sbin/pump ${PUMPARG S} -i ${DEVICE} -h
ホスト名; then echo $" done."
上記の設定によって、名前を名乗ることが可能のようです。