アクセス解析ソフトにはanalog,webalizerなど多くのものがあります。
ここでは、その中でwebalizerについて取り上げてみたいと思います。
webalizerはVinePlusの中に用意されているのでまずはVinePlusからダウンロードしてみてください。
ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/VinePlus/2.5/RPMS/i386/
2002年5月7日現在、VinePlusにあるものはwebalizer-2.01.06-0vl3.i386.rpmであるようです。
rootになって、インストールします。
# su -
(パスワード入力)
# rpm -ivh webalizer-2.01.06-0vl3.i386.rpm
すると/home/httpd以下にwebalizerというディレクトリが出来ます。
webalizerの設定は/etc/webalizer.confで行うのでその内容をチェックします。
とりあえず、以下の二ヶ所にチェックを入れました。
LogFile /var/log/httpd/access_log.1:チェックを入れるログファイル
OutputDir /home/httpd/html/webalizer :解析結果を出力するディレクトリ
設定を変えたら、
# webalizer
としてwebalizerを実行します。
すると、/home/httpd/html/webalizer以下に解析結果が出力されます。
analogの設定を参考にwebalizerをローカルにのみ開放するようにhttpd.confを設定します。
<Location webalizer>
Order allow,deny
Allow from 192.168.2.10
</Location>
Alias /webalizer /home/httpd/html/webalizer/
# /etc/rc.d/init.d/httpd restart
で設定を読み込みます。
すると、
http://Server名/webalizer/
にアクセスすることで出力結果を見ることが可能になると思います。
(上記、設定だと192.168.2.10からのみアクセスが可能です。)
webalizerが自動に実行されるようにcronを仕掛けます。
# crontab -e
30 4 * * * /usr/bin/webalizer
上記だと、毎日4時30分にwebalizerを実行する設定です。