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電子メールの仕組み ここでは、電子メールシステムの基本的な仕組みについて説明します。 電子メールシステムとは、郵便と同様に文書に宛名(いわゆる電子メールアドレス)を指定することで、相手にその文書を送信することができるようなシステムのことです。ここで送受信される文書のことを一般に電子メール(e-mail)といいます。簡単に言えば、電子メールとは電子版の郵便のことです。 メールシステムの送受信の仕組みは、実際の郵便と対応付けて理解するとわかりやすいと思います。 それは電子メールという名前から郵便と関連付けやすいというだけではなくて、メールシステム自体、実際にある郵便のシステムにとてもよく似たシステムだからです。(詳しく言うと郵便のうちでも私書箱の仕組みにとてもよく似ています。) メールシステムは、メールを送受信してくれるメールサーバの存在によって実現します。 メールサーバとは郵便でいうところの郵便局にあたります。 メールサーバが受け持つ役割は大きく分けて以下の三つです。 1.メールを受け取って私書箱にためておくこと 以上です。 メールサーバは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバと呼ばれるサーバとPOP(Post Office Protocol)サーバと呼ばれるサーバの2つのサーバから成り立っています。 上記1〜3のうち、1、2についてはSMTPサーバ(Simple Mail Transfer Protocol)が、3についてはPOP(Post Office Protocol)と呼ばれるサーバがそれぞれその役割を担います。 つまり、実際にはメールサーバと呼ばれるサーバは存在せず、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバと呼ばれるサーバとPOP(Post Office Protocol)サーバによる組み合わせによって電子メールシステムは実現されているのです。
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