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IPアドレスとクラスCネットワーク クラスCは、先頭3ビットが"110"で始まります。クラスCの場合、ネットワークアドレスは先頭から24ビットまでになり、残りの8ビットをホスト部として利用することが出来ます。但し、この先頭ビットの110はクラスを識別するために用いられるクラス識別ビットなので、それを除くとネットワークアドレスは21ビットになります。 先頭ビットは、110ですので、11000000.00000000.00000000から11011111.11111111.11111111までの数字、つまり、192.0.0から223.255.255までがクラスCのネットワークアドレスとなります。 クラスCのネットワークアドレス 11000000.00000000.00000000 (192.0.0) → 11011111.11111111.11111111 (223.255.255) したがって、クラスCで割り当てることのできるホストアドレスは、2^8=254個になります。また、ネットワークアドレスについては、先頭の2ビットが110に決定されていますので、2^21 = 2097152個の組み合わせを取りえます。但し、クラスCのネットワークアドレスのうち、192.0.0と223.255.255については、特定の利用のために予約されており、ネットワークアドレスとして利用することは出来ません。したがって、ネットワークアドレスとして利用できるアドレスは192.0.1から223.255.254までの2097150個になります。
ホストが取りうるのは、ネットワークアドレスから後ろの部分になります。 クラスCでは、ホスト部は8ビットの数値列になりますので下記のようになります。 00000000→ 11111111 よって、2^8 = 256通り。このうち、全て0のものと、全て1のもの2つは、予約済みとなっています。このため、ホストアドレスとして割り当てることのできるIPの数は、256 - 2 = 254個となります。
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