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日本音響学会 音声データベース解凍方法

 日本音響学会の音声データベースは、NIST SPHEREヘッダが付けられ、Tony Robinson(Cambridge University and SoftSound Limited, UK)によって開発されたShorten圧縮技術で圧縮されたファイルとして格納されています。

 付属の資料には、Unix上で動く、SPHERE Package(ftp://jaguar.ncsl.nist.gov/pub/以下にあるsphere_x.x.tar.Z)を使用することになっています。

 けれど、上記、付属のマニュアルによれば、上記、ソフトウェアはSunOSやNextOS上などのOS上でのみ動作が確認されており、作業上、不便なので、ここでは、Windows上での解凍方法を記述しておくことにします。

 なお、この記述は、試行錯誤の結果、たまたま得られた結果なので動作についての保証はありません。

 日本音響学会の音声データは、Shorten形式という圧縮形式で圧縮されています。そのため、音声データをデータとして扱うためにはまず、ファイルの解凍が必要となります。

 Shortenの解凍のためには、Windows用にShorten for win32というソフトウェアが用意されています。Windows上でのファイルの解凍のためには、まず、このツールをダウンロードします。

 Shorten for Win32は、SoftSound Ltd.というサイトで提供されています。そこで、SoftSound Ltd.からShorten for Win32をダウンロードしてください。(Shorten圧縮技術を開発したTony Robinson氏のサイトです。)

 ダウンロードしたら、通常のソフトのようにインストールします。(Windows2000上では、Administratorにならないとインストールできませんでした。)

 立ち上げると次のような画面となります。

 shorten for Windows

 Decompressを選び、CD-Romの中にあるWAVES/m001/np/以下のNM029001.HSなどをすべて選択します。

 Goボタンを押すと、すべてのファイルが自動的に解凍され、デフォルトでは*.wavという形式で保存されます。

 (このとき、デフォルトでの出力先は、入力元と同じ場所が指定されるので、CD-RomからPC上のフォルダにデータを移しておくとよいようです。)

 この時点で、音声データとしては既に読める形になっています。

 けれど、このままでは、ヘッダー情報が失われているため、例えば、winampなどのプログラムでは読み込むことができません。

 私の場合、たまたま、手元にCool Edit 2000があったので、ヘッダー情報をこれで付加しました。

 説明書に記述してあるように、音声データは、16bitの16kHzサンプリングで、サンプリングされています。

 また、記述はありませんが音声データは、モノラルで録音されてあり、16bit Motorola PCM {MSB, LSB}という形式であるようです。

 Cool Edit 2000上で以上を選択し、出力すると録音した音が再生されます。

 仮に、私のようにCool Editを持っている場合、あとは、上記音声をwavファイルとして改めて保存することでデータにはヘッダー情報が付加され、通常のwavファイルとして扱えるようになるでしょう。

 (なお、保存のとき、Windows PCM(*.wav)を選び、Save extra non-audio informationのチェックをはずすようにします。)

 原理的には、上記ヘッダーを追記することでWaveファイルとして再生できるはずです。

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