胆だめしに夜墓地を一人で歩く少年は、さも陽気そうに口笛をピーピー鳴らす。
胆だめしに夜墓地を一人で歩く少年は、さも陽気そうに口笛をピーピー鳴らす。すると、恐怖心は口笛で「吹き飛ばされ」、墓地を歩くのがこわくも何ともなくなる。これと同じように、自分のふさぎきった心を口笛で吹き飛ばして、他人までふさぎの巻き添えにしないように気を配る者が、もっといてもよさそうなものだ。楽しそうに振舞っていると、いつか本当に楽しくなる。物事に熱中するのはこの手に限る。仕事にしろ、会議にしろ、面白くてたまらないといった態度でとりかかれば、いつの間にか本当に熱中している自分に気がつくものだ。
【デールカーネギー】
デール・カーネギー
(1888-1955) |
1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ州立学芸大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソン等雑多な職業を経て、YMCA弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所設立。人間関係の先覚者として名声を博す。1955年、66歳で死去。 |
カーネギー名言集 新装版
カーネギー名言集(ドロシー
カーネギー) 書評
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出版社/著者からの内容紹介 人間関係の達人として不朽の名声を得たデール・カーネギーの死後、残されたノートには彼が気に入った古今東西の名言名句が集められていた。日常会話の中で、あるいは数多い著作の中で、彼はこれらの名言名句を実に効果的に使った。それによって要点が強調され、内容が豊かになり、文や話しに威厳が加わる。これらの名言を編集することで、カーネギーが信じ、書き、教えた真理を明快に伝える一冊の人生哲学書ができあがった。
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