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博士号とは
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私が博士課程で学んだもの
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博士課程生の収入博士課程に進学する際、一番のネックになるのは、やはり収入です。 同期が就職し、収入を得ている中で、逆に学費を払わないといけないという状況は、心理的に非常に厳しいものだと思います。 早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻における2006年の学費は、以下のように設定されています。
このほかに、入学金260,000円が必要です。(早稲田からの進学の場合、入学金は要りません。) これに対し、早稲田大学の博士課程生の収入源として有力な候補は、次の3つになります。 1.早稲田大学助手。(学費免除) 2.日本学術振興会特別研究員。 3.早稲田大学付属高校非常勤講師。(学費免除) また、上記に当てはまらない博士課程生には、多くの場合、奨学金が給付されます。 研究室割り当てのTAなどもありますので、適宜利用するとよいでしょう。 (仕事がほとんどない場合もあります。) 私の場合、3の非常勤講師の道があったために3年間、実験実習費のみの支払いで学費を払わずに済みました。(この例のように、教職は、博士課程に進む人間には非常に役に立つことがありますので、ぜひ取っておきましょう。) 参考になるかは不明ですが、私の場合の主な収入源は 1.早稲田大学付属高校非常勤講師 2.COE Research Assistant 3.ホームページからのアフィリエイト収入。 4.著書、雑誌原稿などによる印税収入。 の4本立てでした。 研究者としての収入ということにこだわらず、幅広い収入源を模索するのも”あり”だという事例です。 ただし、研究者として正しいのかは定かではありません。
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