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博士号とは
| 博士号の取得法
| 博士号を取得する理由
| 博士課程生の収入
| 博士号取得までの進路
| 博士号取得後の進路
| 博士号取得後の進路2(職探し編:大学のポスト)
| 博士号取得後の進路3(学振員の概要とスケジュール)
| 博士号取得後の進路(大学編)
| 課程内卒業の期限
| 博士号審査スケジュール
| 博士審査開始の条件
| 審査開始の締め切り
| 予備公聴会
| 論文の種類
| インパクトファクター(Impact
factor) |
私が博士課程で学んだもの
| 博士号への道のり:私は何者? | 「博士号への道のり」の対象読者
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博士号審査スケジュール私の2006年度の博士号審査スケジュールを以下に示します。 (自分の備忘録としても使っていたので、その辺ご了承ください。) 早稲田大学大学院理工学研究科で必要な書類は、博士論文各種申請書から取得できます。 10月中旬。 教授と相談。学術論文受理の連絡と共に、博士号審査に載せる旨、伝えられる。 博士論文のドラフトを作成しておくようにとのご指示を受ける。謹んでお受けする。 10月27日 教室会議。 論文概要、別刷り、業績一覧が必要。 この日の前に、論文概要、別刷り、業績一覧を主査にお渡ししておく。 (申請書類はひとつにまとまっているので、それを埋めればよい。) 11月5−10日前後 副査の先生方にご挨拶回り。 論文概要&論文ドラフトなどをお渡しする。皆様お忙しいらしく、なかなかつかまらず。 11月16日 教室受理のための概要印刷 論文概要を教室会議で閲覧するため、概要を30部印刷。応用物理連絡事務室に持っていく。 論文ドラフトも2部必要。教授に事前に渡していたため、刷らなくていいものと誤解する。 教授から当日電話あり。これは失敗例であるので注意が必要。 11月17日 教室受理。 この時点で論文ドラフトが、必ず必要。論文の体裁で作成しておくこと。 この日の前には、論文ドラフトを主査にもお渡ししておく。 11月22日 博士課程の実際についての質問など。 教授と食事。公聴会を1月10日の週に行う旨、伝えられる。 いろいろ謎だった博士審査について、尋ねてみる。 やはり、物理応物は学術論文3本が基本であるけれど、1本は査読つき国際会議でもよい。 ということらしい。 また、物理応物の気質として、英文の論文があることが望まれるとのこと。 論文博士で審査を行った人は日本語論文4本で、あと、英語論文を+2本ということになったらしい。 英語で書いておくと、何かと便利ということ。 12月8日 工研受理2週間前。 この日の前に、論文概要を理工学総合事務所に提出。【超重要】。(11月25日に提出済み。) このときまでに主査の教授から、審査員報告書、審査分科会構成員報告書が提出されるはず。(11月24日に提出してくださったらしい。) 副査の名前も書かれるため、この時点で副査は正式に決定。 また、申請締め切りの次の日までに「申請時情報フォーム」(Excel形式)をdr@sci.waseda.ac.jpまで送信。 これを過ぎると卒業式に出られない。出し忘れないように注意。 事務の人から公聴会の10日前に博士論文公聴会開催通知を出すようにとの指示あり。 休みに入ることを考えると、12月中に処理の必要ありか。 (公聴会を年度明けすぐに行う場合、公聴会開催通知を、12月22日までに処理する必要あり。) 12月22日 工研受理 特にすることなし。国際会議のため、ギリシャにいました。 1月11日 主査と博士論文打ち合わせ。理工社訪問。 主査と博士論文に関する打ち合わせ。 データが何を示しているのかとか、記号の定義とかをもっとしっかり書くようにとの指示。 また、公聴会では、深く説明するようにとのこと。深く・・・、可能なのだろうか? 2月2日の審査分科会までに論文の本物がいることが判明したので、理工社を訪問。 刷り上りまでに必要な時間を聞く。1週間要るらしい。 つまり、1月25日までに理工社に本物論文を渡す必要あり。 理工社は、早稲田の博士論文製本のデフォルトである。 (早稲田通りと明治通りの交差点あたりにあります。行けば分かると思います。) 1月13日 公聴会 みんなに自分の研究を聞いてもらう時間。発表40分。質疑20分。結構長いです。 PowerPointの資料をまとめます。 高校で1日授業の後、大学に戻って続けざまに発表。ややつらい。というか、口回らないし・・・。 国際会議2つ、全国大会2つとかぶり、やや慌しかった印象。 1月24日 理工社訪問 刷り上り論文2冊(本物)の印刷をしに、理工社へ。 2月2日 審査分科会 このときまでに、刷り上り論文2冊(本物)がいる。 2月10日 合否資料提出1週間前 審査報告書、審査分科会投票結果報告書提出締め切り。 2月17日 合否資料提出1週間前 刷り上り論文2冊、電子媒体(博士論文概要書、本論文)、許諾書、彙報原稿(和文・英文各1)を作成し、事務所に提出。 が、2月15日から17日まで、オーストリアで国際会議が開催されるので、その前に提出の必要あり。(個人的に重要。) 刷り上り論文は、早稲田大学の場合、理工社を使うのが王道らしいです。 2月24日 合否判定 特にすることなし。待つのみ。
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