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ルーレットの歴史ルーレットの原型と言われているものは、ルイ14世が好んだホカ(hoca)というゲームだと言われています。これが、17世紀、イギリス、スイス、フランスなどに渡り、それぞれ、イーオー(E-O)、ブーレ(boule)、ルーレット(Roulette)に代わっていきました。 現在のルーレットのレイアウトは、1655年、フランスの哲学者パスカル※が考案したと言われており、19世紀初頭に現在の形になったと言われています。 現在、行われているカジノ ゲームとしては、一部の宝くじを除いてもっとも古いものです。 例えば、古代ギリシャには、盾の上に剣を置き、その上で剣をぐるぐると回転させて止まる位置を賭けの対象にするなど、ルーレット型のゲームはその頃には既にあったと言われています。 現在、存在するルーレットには、ヨーロッパ方式とアメリカ方式の二種類があります。ヨーロッパ方式は、ゼロが一つ、アメリカ方式はゼロが二つあります。0に止まった場合には、カジノ側の取り分になり、それがカジノの収入になります。 0が二つであるアメリカ方式は当然のことながらヨーロッパ方式に比べ不利であり、ゲームごとのカジノの取り分はそれによって大きく変わります。 具体的には、カジノ側の勝つ確率は、ヨーロッパ方式では2.7%、アメリカ方式では、5.26%になります。左記のような理由から、アメリカではヨーロッパに比べ、ルーレットの人気は低いようです。
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