|
|
TOTO(サッカーくじ)の現状TOTO(スポーツ振興くじ:通称サッカーくじ)は、2001年のJリーグ開幕からその歴史をスタートさせました。 TOTO(サッカーくじ)は「スポーツ振興」を目的に行われるもので、日本スポーツ振興くじ株式会社が、大和銀行から運営の委託を受けて運営しています。(なお、大和銀行は、日本体育・学校健康センターからの委託を受けています。) 基本理念によるとTOTO(サッカーくじ)は、「21世紀の日本のスポーツ環境を豊かにする」ことを実施の理念としており、TOTOの収益は、スポーツ環境の整備、国際スポーツ大会の開催支援などに活かされる予定です。それらTOTO(サッカーくじ)の収益を用いて、トップアスリートや第一線の指導者の育成、グラウンドや体育館、運動公園などの身近なスポーツ施設の充実など、さまざまなスポーツ環境の整備に役立てられることになります。 TOTOの売上金から、当せん払戻金の50パーセント(当面47パーセント)および必要経費を除いた収益のうち、その一部がスポーツの振興や発展のための事業内容に助成されます。具体的には、収益の2/3が、スポーツ振興を目的とした事業などの資金とされ、スポーツ団体と地方公共団体等に分配されます。また、収益の1/3は国庫に納付されます。 現在、TOTO(サッカーくじ)では、Single(シングル)とMulti(マルチ)という二種類の賭け方を採用しています。 Singleとは 13試合の各試合について、ホームチームの勝ち、引き分け、負けのいずれかを1通 り選択して購入するものです。1枚で最大10口(1000円)まで購入できます。 Multiとは ダブルやトリプルなどの賭け方をするものでダブルは2通りの結果を、トリプルは3通りの結果をそれぞれ予想するものです。競馬でいう二点買い、三点買いみたいなものだと思えばよいでしょう。 当然のことながら、ダブルは1試合につき2通りの結果予想が可能であるため、当選確率が上がりますし、.トリプルであれば1試合につき3通りすべての結果 を予想をすることができるので、さらに確率が高くなります。 実際のところ勝っても換金率が高くなく、あまり利益が出ていないため、より高額な賞金が出るようにと賭けの方法がいろいろと改良されつつあるようです。まだ、発展段階にある賭け事の一つだと言えるでしょう。 サッカーくじという冠を抱いていますが、宝くじよりはむしろ、競馬や競輪に近いものだといえます。 なお、青少年への影響を考慮に入れ、19歳未満の人への販売は禁止されています。
|
Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.