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古墳はいつ誕生したか 実は、古墳自体は邪馬台国とほぼ同時期から存在した。 本格的な巨大古墳が造られ始めたのは3世紀といわれており、主に近畿中心部から瀬戸内海にかけての地域で築造されている。 現在わかっている最古の巨大古墳は奈良県の箸墓古墳である(280年ごろ築造され、被葬者はヤマトトトヒモモソヒメといわれる。「卑弥呼の墓ではないか」という説もある)。 これは全長280mにもおよび、前方後円墳のなかでも最大級のものである。 その箸墓古墳に程近い位置にある纏向(まきむく)石塚古墳は、遅くとも225年頃までには築造されていた事が、発見された木製品などから判明している。 古墳時代と呼ばれるのは、3世紀から7世紀の間であり、8世紀には古墳文化は消滅している。 古墳時代の区分は、3世紀から4世紀が前期、5世紀が中期、6世紀から7世紀にかけてが後期というふうに分けられている。
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