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「あの金で何が買えたか」(村上龍、はまのゆか)、書評バブルがはじけて以来、莫大な額の公的資金がさまざまな銀行に投入されてきた。 数千億円、或いは、数兆円という規模の額の公的資金は、もはや僕らの想像を絶していて、実感としてどのくらいの額なのかがよく分からない。 本書はこれまでに投入された公的資金を使うと、具体的にはどんなことができたのかを、より実感できる形で読者に示そうとした絵本である。 例えば、ただの1銀行に投入されたお金によってappleやyahooやワシントンポストが買えてしまったりする。 また、パレスチナの復興や、砂漠化防止費用、アンコールワットの修復。なども可能だったりする。 筆者の意図どおりというか、読むとなんだかなぁ。と思う。この金には、もっと有意義な使い方があるんだろうなぁ。
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