「青山物語1979」(清水義範)、書評
作家清水義範氏自身の自伝的小説。
青山物語1971、青山物語1974。そして、本作、青山物語1979全部で3部作であるらしい。
いきなり、最後から読んでしまったわけだけれど、全く問題なく読むことができた。
実際にはフィクションも多分に入っているのだろうけれど、体験談は、やっぱり、とてもおもしろい。
作家としてデビューすることを夢見ていた頃、いくらかいてももう一息で文章が形にならなかった頃。70年代最後の思い出をつづる。
東京に来て足掛け15年かかって作家になった清水義範氏。作家になるって大変だなぁ。としみじみ思った一冊。
今となっては綺羅星のように有名になっている作家も、多くの場合、長い下積み生活を送ってきているのであろう。
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青山物語1979
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内容(「BOOK」データベースより)
「正社員から嘱託にして下さい」上京以来8年。平岡義彦は、子会社を任せるという社長に断り、ボーナスのもらえない人間となった。生活の安定よりも原稿の書ける時間が欲しい。小説家になる夢を持ち続けていた。仕事は今までどおりこなし、同僚の愚痴も聞く。そんな義彦にも淡い恋の予感が…。恋に仕事に、青春の日々を過ごした青山。ここに著者の原点がある。
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